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2017年8月28日 (月)

ムクドリの羽

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鴨居駅のすぐ近くにある鴨居西河内公園に最近、夕方ムクドリの大群が集まっているとの情報を得て先日行ってみた。ぎゅるぎゅるぎゃーぎゃーという鳴き声と羽音でそれはもうものすごい騒音で、苦情が出るレベルである。暗くてよく見えなかったが数百はいるのではないか。ケヤキなどの大木だけでなく電線にも鈴なりにとまっていて、下を通っては何が落ちてくるか分からず危ない感じ(笑)。
そこで日を改めて土曜日、午前中に寄ってみたところムクドリの姿は無く代りに公園内にはムクドリのフンと羽が大量に散らばっていたのである。あまりに多くて気持ち悪いほど。だが、これまでムクドリの羽は拾ったことが無かったので、勇気を出して綺麗なものを数枚だけ選んで持ち帰った。家族に見つからないようにこっそりとベランダに隠し、コンデジで数枚だけ撮影。それが上の写真。最長のもので110mm。この羽がどこの羽であるか検討してみたい。便宜上5枚の羽に長いものから①から⑤まで番号をつけてみた。そして5枚の羽と、ものの本の写真や記載をよおく見比べて検討してみた。

まずは①。これは細長く、外弁内弁の幅に差があり、先端が尖るのであきらかに初列風切。サイズ110mmからすると最長初列付近と思われるのでP9P8P7のどれかだと思われる。
次は②。①に比べて短いが、外弁内弁に差があり、先端が尖るのでこれも初列風切だろう。サイズ92mmから推測するとP5P4P3のどれかだと思われる。
③は先端がとがらずに丸みがある。①②に比べて幅がある。外弁先端側にかすかな欠刻があり、淡色になっている。次列風切と思われる。サイズ71mmからすると内側次列S5S4あたりではないだろうか。
④は③よりも先端が四角っぽく、欠刻が見られないがサイズその他の特徴はよく似ている。これも次列風切S5S4あたりではないだろうか。
⑤は軸の根元側では外弁内弁の幅がほぼ同じなのに先端では外弁が細くなっていて、大げさに言うと長方形に斜めに軸がささっている感じ。この形状は尾羽の特徴である。さて、ムクドリの尾羽には先端側内弁に白斑がある。こちらをご参考。ただ中央尾羽T1にはなく、T2にもないことがあるという。⑤にはかすかに白斑が見られる。サイズ70mmも考慮に入れるとT1(あるいはT2)と思われる。

こうしてムクドリと分かった上でまとまった数の羽を拾得できて、なかなか良い経験ができた。しかし、この羽が一枚だけポツンと落ちていたらこう簡単には行かないだろう。

8月19日、鴨居西河内公園にて拾得

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