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2017年9月17日 (日)

Blood Work by Michael Connelly

Bloodwork日本語は外国語を受け入れるのになかなか便利な言語だと思う。つまり、カタカナという決まった表音文字があるからだ。これのおかげで日本語に無い発音は除くが一応どんな外国語であってもカタカナで音表記ができる。だれでも同じように。今回のマイケルコナリーの小説はハリーボッシュシリーズからはちょっと外れるが、作品群の流れからしてハリーボッシュシリ-ズを読み続けるためにはぜひとも読んでおくべき作品として今回選んだもの。今回も主人公の名前が特殊。自分としてMcCalebを最初カレブと思って読み始めたが、最初のほうで作中人物も自分と同じように読み間違え、本人によりMc-Cal-ubではなくMc-Kay-Lebと発音すると説明され、それ以降「け伊良部」(ちょっと古いが)と心の中で発音しながら読んでいる。これ小説を読む上で非常に重要なこと。つまり、発音できない単語は読めないということだ。自分のように通勤電車内で黙読していても同じで、止まってしまうのだ。発音が分からない単語が頻発すると、その度に読みがストップしてしまってはなはだ効率が悪くなる。
主人公は早期退職した元FBI捜査官。重い心臓病のために心臓移植手術を受けたというのが引退の理由。退院後、係留した船に住み体をいたわりながら暮らしていたマケイラブに強引に舞い込んだ捜査依頼はなんと彼に心臓を提供した女性の姉からのものだった。妹はコンビニでの強盗事件で命を落としドナーとして臓器提供したというわけだ。なんともすごい設定。引退して既に正式の捜査官でもなく、移植手術後ということで薬も毎日呑まなくてはならないし、定期的に診察も受ける必要もあるし車の運転も禁止されているという難しい状況で協力者をうまく選んで捜査を始める主人公。非常に粘り強い捜査で突破口を見つけやがて、驚愕の犯人像にたどり着く。これまでいろいろな悪いやつらの犯罪の小説を読んできたがこの犯人の動機は異常者レベル100倍だと思う。憎みが激しすぎるとここまでくるのかと。ちょっと理解不能。ま、全体に非常に面白かった。マイケルコナリーの小説はどれも一様にレベルが高い。

翻訳本は「わが心臓の痛み」(扶桑社ミステリー上下)

Blood Work by Michael Connelly
2017-#11
8/14-9/12
Rating 20 stars (5,5,5,5)
Format: kindle
File size: 1385 KB
Print length: 484 pages
Publisher: Orion (December 23,2009)
Sold by: Amazon Services International, Inc.
Language: English
ASIN: B00374722U
Text-to-Speech: Enabled
X-Ray: Not Enabled
Word Wise: Enabled
Lending: Not Enabled
Screen Reader: Supported
Enhanced Typesetting: Enabled
USD 15.99 (Paperback amazon.com)
USD 4.67 (Kindle edition amazon.com)
JPY 915 (Paperback amazon.co.jp)
JPY 520 (Kindle edition amazon.co.jp)

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