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2017年10月30日 (月)

釣魚1400種図鑑 小西英人著

R0128819_2 自分のささやかな書棚を今の季節飾っているのは昆虫、ハムシ、トンボ、チョウ、カモ、カモメ、イモムシ、バッタ、繭、蒸しの卵、カモメ、野鳥の羽、紅葉、シギ・チドリ、クモ、ヤゴ、葉、甲虫、バッタ・コオロギ・キリギリス、カメムシ、赤トンボ、淡水魚、ワシタカ、鳥の形態の図鑑である。図鑑以外もあるが、ほぼ図鑑である。図鑑だらけである。図鑑は数が多すぎて本棚の表面(手前側)に並ばないので前後2列にして収納しており、春にはトンボを前に出したり、秋にはカモを前に出したりして、季節によって並びが変わる。今は冬モードへの転換期である(写真下)。さて、この書棚にこの度新しい仲間が増えた。自分としては珍しい魚類の写真図鑑である。NHKの番組に登場したヒトデ、最近山下公園で見た魚類などについてもう少し調べたいと思っていたので入手したもの。アマゾン等での評価を参考にして選んだのがこれ。

釣魚1400種図鑑 小西英人著

これが凄い!のだ。外に出られない最近この図鑑ばかり眺めている。釣りなどしない自分がだ。
1.写真が綺麗
生き生きとした魚の写真が1頁から525頁までずら~~っと並ぶ。頁をめくってもめくっても新しい魚が延々と出てくる様は圧巻である。ホワイトバックで左頭に揃った鮮明な写真は美しい。もう、これだけで大満足なのだ。ホワイトバックと言えば「♪鳥くんの比べて識別野鳥図鑑670」と同様だが、鳥くん図鑑の写真ではホワイトバックにするために背景からハサミで切り取ったような直線的輪郭の写真が目立って残念だったのと比べて完璧で、魚の細いヒレの先まで自然で違和感ゼロ。生きた魚の撮影にどういう技術を使っているのか興味がわく。

2.分かりやすい
1種ごとの解説は和名、属名、水平(地域、遠洋/近海/磯)垂直(水深)分布、サイズと最小限だが、写真にポイントを絞った識別点が的確に表現されている。下顎が出ているのがウナギで上顎が出ているのがハモなど、釣り人目線で書かれているため似た種類の識別が非常に実践的で分かりやすい。

3.楽しい
全長はなんと最大の記録が表示されている。図鑑なら普通は幅を持った平均的な値(鳥なら全長55-67cm、開翼長134-150cmとか)を示すのが通常である。しかしクロマグロ全長458cm、重量684kgという表記は釣り人の心に火をともすのである。釣りをしない自分にもこれは分かる。あなたが釣ったのは何kg? へー、日本記録は648kgだけどねー(笑)。ある意味挑戦的なのだ。楽しい。
それから釣り人のための図鑑だけあって、食味が示されている。ずいぶん前に三浦海岸で空から降ってきたダツは食味:普、その近縁のサンマは食味:極、などにやっとしてしまう。
さらに釣り人のための、あるいは釣り人たちならだれでも知っている、あるいは知られていない小ネタなどがちりばめられている。自分が子供のころ何かの図鑑でみて鮮明に覚えている背びれが巨大なバショウカジキは遠洋で獲れるものだが、その幼魚はなんと堤防から釣れることがあり、小さいながら大きな背びれを持つ成魚と同じ形であるなど大変興味深く楽しい。

釣り人のための遊遊さかなシリーズ
釣魚1400種図鑑 小西英人著
海水魚・淡水魚完全見分けガイド
形式:文庫本
頁数:541
出版社:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-727180-7
初版発行:2011年3月28日
定価:1900円(税別)

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