2016年10月16日 (日)

道志水源林ボランティア報告#72

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このボランティア活動に参加し始めてから12年目のシーズンは10月12日の参加で通算72回めとなり、来年4月まではシーズンオフとなった。今年も6回。12年で72回と分かりやすい。
この日は絶好の天気で、雨降らず、晴れすぎず、涼しくて気持ち良かった。肉体労働には最高のコンディションだった。今回の林分は初めての場所で、日当たりのよい斜面に太い樹が多かった。スギが主でヒノキがなぜか少し混じる。他に赤松やクヌギ、クリ、モミなども少しあった。作業はいつものように安全第一でしかも手際よく、適当に分担しながら伐倒することができた。伐倒方向は、近くをケーブルが通ることなどから上方向とせざるを得ないことが多かった。上下で同時に玉切作業になるのは危険なため上や下方向への伐倒は避けるべきだが、仕方がないこともある。玉はしっかりロープで固定してすべり落ちないように気を付けながら玉切った。今回珍しかったのは林道のすぐわきにあったヒノキ。電柱がすぐ脇にあり電柱を支えるための斜めワイヤにこのヒノキの枝に絡んでいたことだ。ただ、2本あるワイヤはいずれも伐倒方向に直交せず、ちょうど干渉しない位置関係だった。慎重に方向を狙い定めて受け口追い口を切ることが出来て問題なく処理することが出来たのだった。山の中ではあってもテレビの信号ケーブルや、水を通すパイプなどが林の中を通っていることもあるので、それらに被害を与えないようにすることが絶対条件である。
この日は会から宿題が出ていて、卓上の置物の材料として直径6~10cm厚さ1cmの小円版を一人2個づつ切って帰らねばならなかったので、昼休みに伐倒されて寝かされている細い樹の端から数枚切りとってなんとか作った。

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気温が低かったので昆虫はほとんど見つからず、残念だった。見れたのはオオセンチコガネ(写真上)だけだった。代わりに花がきれいだった。リンドウ、ジシバリに似たキク科の花はヤクシソウかもしれない。白いキクの仲間(一番下)は調べているがなかなかぴったりと来るものがない。ヤマシロギク、ヨメナ、イナカギク、リュウノウギク、ノコンギクあたりに似ているが葉の形が独特で葉先が丸くて尖らないところがいずれも異なる。引き続き要調査と。下の紫の花も調査中。
自分は今回で今年の活動を終えるが、来年4月にはまた仲間たちの元気な姿を見たいものである。
10月12日、山梨県道志村にて

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2016年7月15日 (金)

サクラコガネ@新治市民の森

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新治市民の森オニグルミの下の植え込みでシマヘビに驚きながらいろいろと探していたところ、金色の昆虫が飛んだ。飛んで下草に止まった。そっと葉を除けてみると、緑色と金色のメタリックな装いのコガネムシがいた。
サクラコガネと思われる。触角はぴらぴら3枚。複眼は水色で斑模様。後脚脛節には棘らしきものがある。甲には緑色とも金色ともとれる微妙な色合いの輝きがある。写真上は一眼、写真下はコンデジで撮影。同一個体なのに微妙に色合いが違う。
7月10日、新治市民の森にて

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2016年6月20日 (月)

コイチャコガネ

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福岡の実家は蒸し暑かった。夜、網戸に昆虫がぶんぶん飛んできてバンと当たる音が何度もする。そっと覗いてみたところ、コガネムシっぽかったので、そっと手を伸ばして捕獲し、撮影してみた。まだ頭部に土がついているので羽化したてなのかもしれない。コイチャコガネと思われる。
6月9日、福岡県にて

2016年6月 7日 (火)

ゴマダラオトシブミ@新治市民の森

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クリの枝先を丁寧に見て行くと赤いオトシブミを見つけた。高鳴る胸を押さえてそっと腰からデジカメを取りいだして持ち上げると、とたんにポロ
眼で追ったが下草がかなり繁茂している。覚悟を決めてしゃがみこみ草をかき分けてみる。この時期の下草は一斉に伸びたためか徒長して絡みあいなかなか手に負えない。またさらにその下の層にも草があり、さらにその下には落葉と腐葉土があり、探すべき、いやオトシブミにとっての隠れ場所は無限にあり、探すのは諦めた。
一頭いるということは他にも居るということと自分を納得させて、同じように枝先を探しまわった。しばらくして葉裏に赤い影を発見。
今度はポロをされてもいいように透明ケースを取りいだしてヤツの下にそっとささげた。次の瞬間思った通りポロ!しかし、角度が違った。真下で待ちかわえていた透明ケースの脇をかすめて赤い虫は下草の海に消えて行った。垂直ではなく角度をつけて落ちやがったのだ。単に落ちたのではなく飛んだのかもしれない。緑の視界の中で赤いイメージだけが目に残った。
....この悔しさをどうして晴らそうか。もう一度やって成功するしかない。
ということで再再度、挑戦。一枚一枚クリの花の近くの葉を丁寧にチェックしてゆく。次の樹に移り、さらに次の樹に移る。
そして、今度は黄色のゴマダラを発見。これ見たことのある奴だ。今度こそと慎重に透明ケースを構え真下からゆっくり近づけると、今度は狙った通りにケースにポロ! やったー!3度目の正直。なんだろうこのカタストロフィーは。
しばらく蓋をして観察した。ケースの内側曲面をぐるぐると歩き回っては転げ落ち、飛び立っては逆側に止まり転げ落ち、ぐるぐる歩き回る。ちょっと可哀そうなことをしているなぁ。しばらくすると疲れたのか諦めたのか動きが止まった。数枚撮影し、下草のシダの上にそっと放してやったところ、じっとしているので再び撮影。数枚撮ったところで無事に飛んで行ってくれた。疲れさせちゃったとしたら申し訳ない。ということで久しぶりにどきどきした撮影だった。ゴマダラオトシブミ
下はおまけでコイチャコガネ。翅鞘に極く短い毛があるのが分かる。
6月4日、新治市民の森にて

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2016年6月 6日 (月)

ヒメトラハナムグリ@新治市民の森

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久しぶりに新治市民の森に行ってみた。この日はクリの花をメインテーマにしようと考えていた。ところがあちらこちらのクリの樹は看板なども立っていて近寄ることが出来ない。実の生る季節でもないのに。あちらこちらさまよった挙句数本のクリに近づける場所を見つけ、ゆっくり時間を使った。クリの花のむせるような匂いに囲まれて近寄れる花をじっくり見て回った。上はヒメトラハナムグリ。過去にも何回か見ている。
2007.6.03 四季の森公園にて
2009.5.23 新治市民の森にて
2012.6.23 新治市民の森にて
が、クリの花では初めて。栗の花と同じ色の毛がふさふさしていて、クリの花の受粉に大いに役に立っていそうだ。
下はおまけのクロハナムグリ。クリの花に溺れていたがやはり黒は精悍な感じだ。甲(翅鞘、前翅)の単色模様はクリの花と同じ色だ。クリの花は昆虫に大人気だ。
6月4日、新治市民の森にて

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2016年4月28日 (木)

コクロコガネ@自宅

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  桜が終わるころになるといろんな甲虫も出てくる。自宅マンションでの今シーズン最初の訪問客が早くも訪れた。通路わきの溝でひっくり返っていたのを発見したのだ。こっそり手の中に包み、自宅のベランダまで持ち帰って撮影した。コイチャコガネかなというのが第一印象。
  焦げ茶色の姿だが、翅鞘に比べて胸部が若干色が濃い。胸部、翅鞘には細かい点刻がある。翅鞘には縦に微かな筋が認められる。腹部側では上半分には毛が密生するが下半分は毛が無くてつるつるしている。しかし先端近くの節には両端に毛がある。
  コイチャコガネは短毛が密生する部分が点在するがそれは見られない。クリイロコガネにも似るが胸に点刻がある点で一致しない。コクロコガネと思われる。こちらが福岡で見たときの記事
4月19日、自宅にて

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