2017年9月22日 (金)

道志水源林ボランティア報告#77

今年5回目の道志水源林ボランティア活動に参加してきた。13年目で通算77回目だった。朝からくもりで涼しくて活動には絶好の日和。林内には弱い風が吹いていて気持ちよかった。スギ林の斜面はきつく、林床には長く曲がったスギ枝や先日の台風で落ちた枝先が散乱していて作業はし辛かったが、ベテラン(自分も含む)勢が協力し合って実に美しく作業は捗った。係り木はなく、抜倒木は正確な方向に倒すことができた。約3時間にわたる前腕と上腕と背筋と下半身の筋トレの成果は以下の通りで、8本のスギを間伐することできた。

樹種,根元直径,高さ
1.スギ,22cm,23m
2.スギ,22cm,22m
3.スギ,25cm,22m
4.スギ,26cm,24m
5.スギ,20cm,23m
6.スギ,18cm,22m
7.スギ,25cm,22m
8.スギ,30cm,17m,先折れ

で、自然観察のほうは天気が優れず収穫はプア。まずはナツアカネ♀。2枚目は草地の枯れ草にべったり座って(?)いたミヤマアカネ。ほかにコノシメトンボを目撃したが撮影で傷。そして3枚目はよくわからないがたぶんハチの類。手持ちの図鑑ではハラクキバチ、タマヌキケンヒメバチあたりに似ている。体は黒く細長く腹部先端から長く伸びたたぶん産卵管は針のよう。黒い腹部には黄色の横筋が数本あるのが特徴。触角も長く半ばより先端よりに黄色い部分がある。調査中。そして最後は甲虫の幼虫と思われる。間伐木の残された枯れ木の皮をはがして見つけた。場所柄カブトムシとは思えないのでハナムグリとかコガネムシとかそんなところではないかと思う。撮影後、樹皮の隙間の黒土状の場所に戻してはみたが大丈夫だっただろうか。
9月20日、山梨県道志村にて

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2017年7月30日 (日)

道志水源林ボランティア報告#76

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今年4回目の道志水源林ボランティアの活動に参加してきた。通算76回目。平日にもかかわらず夏休みとあって東名高速とそれに続く16号は大渋滞していた。今回の林分は平らでヒノキが主。だが初心者や病み上がり、体調不良者などがおり、いつになくベテラン不足。だがインストラクターが一から十まで指示を出し、基本を思い出させてくれたのでやりやすかった。効率ではなく安全第一。ベテランが自己満足するようにではなく、初心者がまた参加したいという気持ちになるように考えての指導だった。自分も玉切りの際の枝払いは下側から切るということを忘れていた。ほんの些細なことだが塵も積もればなんとやらで、一日の疲労感が違うはずとのことだ。いつになく人に見られている感が強く、綺麗に切るように心掛けた。伐木数は少なかったが満足感は高かった。
さて、昼休みと作業後の道の駅どうしでの自然散策の成果は貧しかった。いつものように道志川のミヤマアカネ♀。写真上。
それから下は着替え場所のマツにいた蛾。抹茶色の美しい蛾。白線が三本。胸にはもふもふ。和名は調査中。
7月28日、山梨県道志村にて

アオスジアオリンガと判明しました。コブガ科リンガ亜科。7/31追記

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2017年6月29日 (木)

不明蛾はシロテンツマキリアツバ@道志村

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道志村のスギ林の林縁で見つけた蛾。パタパタと飛びふっと止まる。そっと近付き、慎重に探すとこれだった。枯葉に擬態しているのだろう。すごく念入りのデザインだ。翅を広げて止まっている。広げた前翅の根元付近がやや膨らんでいる。翅の後縁は鋸葉のようにぎざぎざしている。白っぽい地に茶色の模様がある。2枚は別個体。現在調査中である。
6月24日、山梨県道志村にて
※6/29追記 ヤガ科シタバガ亜科シロテンツマキリアツバと判明しました。多謝>てまりさん。こちらをご参照のこと

2017年6月27日 (火)

トラガ@道志村

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6月24日土曜日は道志の間伐ボランティアに行ってきた。自分を含むベテランたちの絶妙のチームワークでいつものように9本の間伐が出来た。今年から圏央道経由で行き帰るので移動の距離と時間が短くなっている。
で、これは作業が終わっての観察。昼間に花に集まるとは蝶っぽい。でも蛾。トラガ。腹部が黄色と黒の虎符模様になっている。これは分かりやすかったので自分で調べることが出来た(笑)。
下は昼休みの観察にて。ウツギの花にまとわりついていた蝶。メスグロヒョウモン♂かミドリヒョウモン♂と思われる。翅裏が撮れていないので判明できず。
6月24日、山梨県道志村にて

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2017年5月23日 (火)

フジハムシ@道志村

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道志の間伐の昼休みに見つけたハムシ。甲に艶があり点刻の列がある。甲は茶色で胸部頭部は黒。最初、ドロノキハムシかと思ったが帰宅後の調査でフジハムシと判明。さらに梅田川で見ていたことも分かった。ハムシドットコムもご参考のこと。
道志の林の中ではセアカツノカメムシを見かけたがカメラが手元になく撮影出来なかった。
5月20日、山梨県道志村にて

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2017年5月22日 (月)

道志水源林ボランティア報告#74

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5月10日の活動に引き続き、20日も道志水源林ボランティア活動に参加してきた。これで2017年の2回目、通算74回目。この日は気温が高く夏のような一日だった。東神奈川駅で京浜東北線に乗り換えようとしたところ、事故だか何だかのため電車到着が15分ほど遅れた。やきもきしたが関内には余裕を持って間に合ってほっとした。これまでほぼ平日しか参加してこなかったので、土曜日参加は久しぶりだった。土曜日の参加者は平日と違って、若い人が結構おり、インストラクターの顔ぶれも平日とは違うので結構目新しかった。作業はいつもの通りで、何の問題もなし。道志みちの景色は絶品。道志村では田植えが始まっていた。
間伐結果 根元直径、長さ
#1.スギ、20-24cm、17m
#2.スギ、18-20cm、、14m、
(枯木)
#3.スギ、28cm、24m
#4.スギ、18-20cm、17m
#5.スギ、28-34cm、27m、(大!)
#6.スギ、24-26cm、21m

林の中は結構涼しく、作業はしやすかった。5本目のスギが巨大で、普通の木の数本分の時間がかかった。一瞬係り木になったが、ロープを再度引いてかかり木は解消し、ほっとした。玉切りも枝払いも、玉移動も全部きつかった。結構疲れたので給水量がかなり多く、持参したペットボトル2本800mlほどは作業終了直後にすべて飲み終えた。
5月20日、山梨県道志村にて

2017年5月15日 (月)

道志水源林ボランティア報告#73

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 5月10日、道志水源林ボランティア活動に参加してきた。2017年度の自分の初参加。初回が2005年なので13年目に入った。通算73回め。
 今年から変わったのが現地までのバスルート圏央道ができたからだ。昨年までは東名の足柄SAで休憩して御殿場ICで降りて河口湖経由で道志村に入ったが、今年からは海老名SAで休憩(ちょっと早いが)し海老名ジャンクションから圏央道に入り、相模原ICで降りて青山交差点から道志みちというコース。これで距離的にも時間的にもだいぶ近くなった。ただ、狭く曲がりくねった道志みちの運転が大変ということはある。が、バスに乗っている方としては新緑に染まる山あいと深い谷底にちらちら見える道志川を見ながらどんどん山奥に進んでいくのが楽しくてわくわくできて(子供か?)とても良かった。
 現地にはいつもよりも30分近く早く着き、降っていた小雨はやんでいたのでいつもどおりに作業が出来た。涼しくて重労働にはちょうど良いぐらいであった。作業場所も今年は少し変わっていて昨年度の遣り残しの三箇所以外は数年前にやった場所がメインになった。一度間伐の入った場所なので基本的には適切な間隔の空いたきれいな林分だが、ところどころに切るべき樹があるという具合。今回7名で間伐した樹はこんな感じ。
#  根元直径 長さ 樹種
1  16cm       15m   スギ
2  16cm       18m   ヒノキ
3  24cm       18m   ヒノキ
4  18cm       11m   スギ
5  22cm       16m   スギ
6  20cm       16m   スギ
7  25cm       18m   スギ
8  18cm       14m   スギ
9  18cm       17m   スギ
10 25cm       23m   スギ

作業時間は午前中70分、午後125分の合計3時間15分だった。自分も含めてみなもうベテランばかりなのでスムーズに作業できた。かかり木などなし。ヒヤリハットもなし。天気が曇りで気温がやや低かったため自然観察はほぼ収穫なし。林床にはヤブレガサチゴユリスミレ(種名不明)などが咲いていた。午後、少し日がさした時間帯でキビタキの声が聞こえた。帰りの道志みちの駅ではツバメが飛び回っていた。道志川ではトンボ見つからず。帰路も圏央道を利用して渋滞も無く帰れたので横浜駅西口には18時ちょい前に到着できた。写真一枚目はかかり木に苦労するお隣の斑の様子。
5月10日、山梨県道志村にて

2016年10月16日 (日)

道志水源林ボランティア報告#72

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このボランティア活動に参加し始めてから12年目のシーズンは10月12日の参加で通算72回めとなり、来年4月まではシーズンオフとなった。今年も6回。12年で72回と分かりやすい。
この日は絶好の天気で、雨降らず、晴れすぎず、涼しくて気持ち良かった。肉体労働には最高のコンディションだった。今回の林分は初めての場所で、日当たりのよい斜面に太い樹が多かった。スギが主でヒノキがなぜか少し混じる。他に赤松やクヌギ、クリ、モミなども少しあった。作業はいつものように安全第一でしかも手際よく、適当に分担しながら伐倒することができた。伐倒方向は、近くをケーブルが通ることなどから上方向とせざるを得ないことが多かった。上下で同時に玉切作業になるのは危険なため上や下方向への伐倒は避けるべきだが、仕方がないこともある。玉はしっかりロープで固定してすべり落ちないように気を付けながら玉切った。今回珍しかったのは林道のすぐわきにあったヒノキ。電柱がすぐ脇にあり電柱を支えるための斜めワイヤにこのヒノキの枝に絡んでいたことだ。ただ、2本あるワイヤはいずれも伐倒方向に直交せず、ちょうど干渉しない位置関係だった。慎重に方向を狙い定めて受け口追い口を切ることが出来て問題なく処理することが出来たのだった。山の中ではあってもテレビの信号ケーブルや、水を通すパイプなどが林の中を通っていることもあるので、それらに被害を与えないようにすることが絶対条件である。
この日は会から宿題が出ていて、卓上の置物の材料として直径6~10cm厚さ1cmの小円版を一人2個づつ切って帰らねばならなかったので、昼休みに伐倒されて寝かされている細い樹の端から数枚切りとってなんとか作った。

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気温が低かったので昆虫はほとんど見つからず、残念だった。見れたのはオオセンチコガネ(写真上)だけだった。代わりに花がきれいだった。リンドウ、ジシバリに似たキク科の花はヤクシソウかもしれない。白いキクの仲間(一番下)は調べているがなかなかぴったりと来るものがない。ヤマシロギク、ヨメナ、イナカギク、リュウノウギク、ノコンギクあたりに似ているが葉の形が独特で葉先が丸くて尖らないところがいずれも異なる。引き続き要調査と。下の紫の花も調査中。
自分は今回で今年の活動を終えるが、来年4月にはまた仲間たちの元気な姿を見たいものである。
10月12日、山梨県道志村にて

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2016年9月12日 (月)

コノシタウマ♂@道志村

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道志村での間伐作業の最中に脚元からピョンと飛びだしたのを見つけた。デジカメを持っていなかったので手袋の手で捕獲してリュックまで持ち帰ってから撮影した。カマドウマの仲間とは分かったが、マダラカマドウマほどの気持ち悪さは感じなかった。
触角が非常に長い。体は淡茶褐色で、目から頭部にかけて暗色帯が目立つ。産卵管が見えないので♂だろう。帰宅後にPCで詳細に観察して調査。カマドウマ科を調べてみた。するとモリズミウマとコノシタウマによく似ている。
後脚脛節の後ろ側の棘の並びが
短短短短短短短短~~
と数本毎に長くなっていることが確認されたのでコノシタウマ♂祝!初見
近縁種のモリズミウマは全身ほぼ区別がつかないがこの棘が
短短短短短短短短~~
とワンパターンとなっているという。
コノシタウマはたぶん「木の下に住むカマドウマ」、モリズミウマは「森に住むカマドウマ」の意と思われる。杉林の林床にいた。数回見かけたので結構な数はいるものと思われた。下は念のために撮っておいた同個体の腹部。
9月9日、山梨県道志村山中にて

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2016年9月 2日 (金)

ナガゼンマイハバチ?幼虫@道志村

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道志ボランティア活動での昼休みの小散策で見つけた唯一の幼虫がこれ。胸脚3本はやや細い。頭部は丸く黄色で目が黒い。腹脚は7本(一番後ろは尾脚)のようなのでハバチの類。腹部には節毎に腹脚根元に膨らみがある。ネットで調べたところナガゼンマイハバチに似ているようだ。ハバチとわかっていたのですんなり調べられた。祝!初見。成虫の姿はこちら
参考記事はこちら
その中から復習。
試験に出る(笑)腹脚の本数による見分け方。
0対 ⇒甲虫、キバチ、アシナガバチ、ハエ類
1対 ⇒蛾
2対 ⇒蛾
3対 ⇒蛾
4対 ⇒蛾、チョウ
5対以上 ⇒ハバチ
イモムシ・ケムシ型幼虫を見たら腹脚を数えよう!
8月25日、道志村にて

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